|
「カプセル化ビフィズス菌の経口摂取で、透析患者の 血中リン値が低下することを発見し特許を出願」
森下仁丹株式会社(本社:大阪市中央区/代表取締役社長:駒村純一)は、腸溶性となる独自の耐酸性シームレスカプセルに包括した生きたビフィズス菌を、医療機関の指導の下で人工透析を行っている人に経口で与えることにより、血中のリンの濃度が低下するという知見を得、特許出願を行いました。
現在、透析患者数は国内約27万人、かつ毎年1万人が増加しているとされています。腎臓の働きが低下すると、リンが排泄されにくくなり血中のリン濃度が高くなりますが、腎不全で人工透析を行っている人は特に増加が著しく、様々な合併症を引き起こしやすくなります。このようなリスクを避けるため、リン低下薬の使用に加え、リンを摂り過ぎないよう慎重な食事指導が行われているのが現状です。 今回の知見は、医薬品を使うことなく血中のリン値を低減する方法として、透析患者のみならず関係者にも朗報となり、腸溶性カプセル化ビフィズス菌の応用が大いに期待されるものです。
一般に、ビフィズス菌製剤を摂る事で便通が改善される事が知られていますが、血中のリン値の低下が確認された事は初めてであり、この知見をもとに特許を出願致しました。 森下仁丹は、シームレスカプセルを使った医薬品やサプリメントを製造販売しておりますが、今回は特にナトリウム、カリウム、カルシウム等の含量の少ないカプセル皮膜素材を用い、透析患者も使用しやすいビフィズス菌製剤としています。現在使用されているリン低下薬は、血中カルシウムの上昇や便秘を引き起こすことが課題となりますが、このような副作用が見られない製剤として、今回の研究成果を基軸に研究の深耕をはかり将来的には医薬品化も視野に入れております。
森下仁丹が製造販売するビフィズス菌シームレスカプセル製品は、現在年間約10億円の販売実績がありますが、今後エビデンスの蓄積と情報発信に努め、積極的な販売展開により2〜3年内にこの製品群の売上倍増を指向し、更なる業績の向上に努めてまいります。
|