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24:門松(かどまつ)/除夜の鐘
門松(かどまつ)
12月25日のクリスマスを過ぎると、各々の神社や各家々、とくに新春の初売りを迎えるデパートや商店などは、お正月に向けて正面入り口の左右に門松立てをします。
この「門松」と云う名称は、近年になって出来た名前であって、もともとは、松と限らず、常緑樹なら何でも良かったようです。
現代でもナラやツバキ、シキビや榊、栗、ヒバなどを立てる地方もあります。
門松やしめ縄、玉飾り、輪飾りなど正月を迎える準備は、もともと12月中旬頃から始められたものと言われておりましたが、この忙しい世の中、次第に遅れ後れて、晦日に近くなってから仕度をするようになりました。
それでも、31日の大晦日に立てるのを“一夜飾り”“一夜松”と言い、29日に立てるのを“苦松”(苦待つ)とか“憎まれ松”などと言って、忌み嫌い、避けています。
本来この門松には「新松」を使い、枝の分れ方も七五三のものを選ぶと良いとか、昔ほど難しい決まりがあったようです。


除夜の鐘
大晦日に除夜の鐘!?! 
除夜の正子の刻(12時)、各地の寺々で、「百八煩悩除去」のために鐘を撞きます。
中国、宗の時代に始まったこの行事、日本では、一体いつ頃から始まった行事なんでしょうか。まして、108回も鐘を撞くのは何の為でしょうか。
煩悩とは、人間の心身を煩わし悩ませる一切の妄念らしい。貧や苦など、人間の持っている煩悩の数(108個)を覚ますためであって、107つは大晦日のうちに撞き、残りの1回は、新年になってから撞くとのことです。
また、この108個の煩悩とは、六根や六塵が好、悪平等が在るため18種ずつ36種の煩悩になり、これが更に過去、現在、未来に在るため、36×3=108に。
その他心を狂わせて修行の妨げになる無慚、無愧、嫉、慳・・・などの十種と、人を迷わせる結・縛する九十八種の結の合計だとの説もあります。
もちろん、この煩悩を超えた境地が『悟り』であることは、言うまでもありません。

ところで、その翌日は初詣。初詣参拝のとき、拍手を打つのは常識となっています。
しかし、幾つ打てば良いのでしょうか。通常は二拍手であります。
伊勢神宮の祭事では四拍手を二回行い、合計八拍手。また、他の神道流派では三拍手や四拍手など、神社でも各々種類があって分りにくいかも知れませんが、古代日本人(弥生時代)の礼儀として拍手があった、というのだから、拍手の回数に決まりはないと言うことでもあります。
しかし一般では、何処の神社に参拝しても、“二礼二拍手一拝”で良いのです。

井上象英
観象学講究総本部代表・京都比叡山赤山禅院鑑定士
17才で観象学人(易道観象派宗家)の門下生となり、暦法と神道学を修める
後に易学・気学・姓名学・墓相学及び風水学鑑定士資格取得す
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