| 5:お花見・花祭り |
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お花見
3月末〜4月初旬にかけ、沖縄から始まる桜前線は吉野桜をピークにして青森の弘前まで日本列島を北上し、5月には八重桜が一生懸命に雄姿を飾ってくれる。
季節がら、満開の桜を肴に飲んだり唄ったりして、結構日ごろのストレスを発散しているようだが、実は、お花見は昔からあった「山遊び」のなごり。 決まった日に村を挙げて行う神聖な禊行事であった。
「山いさみ」、「山行き」、「山見」、「山磯遊び」、などと地方によっては呼び名が違い、田植えの始まる頃に村の若者達(男女別)は山に篭り、物忌みをする慣わしがあった。
この日、各村では田んぼの水口に花枝(桜枝)を刺してお祭りを始めたらしく、大体が4月8日の頃であって、「花祭り」と重なるのだ。
また、関東では旧暦4月8日、関西では桃の節句(花見八日)に、日ごろ知らぬ間に犯した自分の罪や穢れを山神の霊気で祓い、山の霊水で体を清めた。其のためお弁当や水筒をもって北方や西北方の神聖な野山に出かける習慣があったのだ。
いずれにせよ、花見遊山は豊作祈願に先立って、なくてはならない春節の行事なのである。
花祭り
4月8日は別名「潅仏会」とも言われる。
この日はお釈迦様のお誕生日。花御堂の中に誕生仏を安置して竹の柄杓で甘茶を注ぎます。そのルーツは中国だが、わが日本では飛鳥時代の推古14年4月8日(『日本書紀』に記述)に初めて"潅仏会"が登場する。
また、何で甘茶なのかと言うと、お釈迦様が誕生された時、天空から八大竜王が現れて、産湯に甘露な清浄水を降らせたと伝えられている。 それが起源かも知れない。
ちなみに、潅仏会を"花祭り"と呼称したのは浄土宗だそうだ。
ところで、いろんな春の花々で飾られたお釈迦様の花御堂って見たことありますか?
それはそれは美しく、香り豊かで春爛漫そのもの。
今年はぜひ、山遊びの後に近くのお寺に出かけ、甘茶を注ぎながら「無病息災」を祈願してみてはいかがですか?
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井上象英
観象学講究総本部代表・京都比叡山赤山禅院鑑定士
17才で観象学人(易道観象派宗家)の門下生となり、暦法と神道学を修める
後に易学・気学・姓名学・墓相学及び風水学鑑定士資格取得す
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