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 ■きょうのホームページ
過去の掲載
7/22 「個の時代」、頼りはSNS…今どきの登山事情 : 深読みチャンネル : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 今、まさに夏山シーズンですが、毎年増えつつあるのが中高年登山者の遭難事故。『遭難者を年齢層別に見ると、60歳代が最多で70歳代がそれに続き、合わせると遭難者の46%を占めた。一方、40歳代は前年比で40%近くも急増していた。事故の態様を見ると、1位は「道迷い」の39.5%。2位は「転落・滑落」20.0%、3位は「転倒」15.3%、4位は「病気・疲労」13.3%となっていた。日本アルプスなどの険しい山では転落・滑落が多く、低い山では道迷いが多く見られた。』という調査報告がある。元気に出かけ、元気に家にもどる、登山の鉄則である。
7/22 宿坊研究会 座禅・写経・精進料理くちコミサイト 旅に出て、温泉旅館やホテルなどでのんびりするのもいいが、お寺にある宿泊施設である宿坊に泊まるというのも一興と思います。「宿坊の魅力は精進料理が食べられる 国宝重文級の建築物や庭園が見られる 座禅や写経に参加できるなどいろいろあります。 そして安く泊まれることも大きな魅力です。」という宿坊の旅、出かけてみてはいかが。
7/22 八海会館 (はっかいかいかん) - 南魚沼市その他/そば [食べログ] もう20年ほど前になるが、八海山登山に行ったことがあった。その途中、八海神社に寄ったのだが、その社務所の中に、蕎麦を出す食堂があった。ごぼうと布海苔をつかった田舎そば、普通盛りでも量はたっぷりあり、付けあわせで野沢菜などが出たように記憶している。懐かしく思った次第。
7/22 首都圏直下M7級の前兆? 関東で連日の地震 識者「明日、来てもおかしくない」 - 政治・社会 - ZAKZAK 先日来、お知らせしている関東地方の地震、専門家の指摘は、「関東の地下はプレートが複雑に入り込んでいるため、地震が多く、『地震の巣』とたとえられる。20日の揺れはマグニチュード5だったが、たまたまその規模だっただけで、いつ“7”が起きてもおかしくない。脅かすわけではないが、明日“7”が来ても不思議ではない」とである。また、「関東大震災が起きたのは(1923年)9月1日。用心するに越したことはない」とも。
7/22 関東の梅雨明け8月!日本列島に低気圧居座り来週も雨模様で涼し過ぎ : J-CASTテレビウォッチ 関東地方、6月の間は、今年は空梅雨かと思わせるほど雨の日が少なかったが、7月に入っての雨続き、気温も連日の25度以下である。さて、今年の梅雨明け、そして夏の予想、「梅雨明けはまだ先。場合によっては8月に入ってからになりそうです。きのう21日(2016年7月)に発表になった1か月予報を見ても、東日本は気温が低く、日照時間も短いとされていて、『猛暑』の可能性はだいぶ低くなっていると思います」だそうです。
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 ■中高年のホームページ
過去の掲載
7/22 雨あがりのさんぽ道 「電子レンジを使った手作り『減塩ゆかり』の作り方」とありました。『ゆかり』は好きだが、塩分がきついという方、『減塩ゆかり』を試してみてはいかが。ご参考に。
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 ■健康一番 湯治のススメ
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7/22 草津温泉 | 旅館・綿の湯(わたの湯) 〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津469-4 【泉質】含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)(酸性低張性高温泉) 酸性-塩化物.・硫酸塩温泉(酸性低張性高温泉) 【効能】神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・うちみ・慢性婦人病・冷え性・皮膚病一般・健康増進など。
ビックカメラ.com
 ■編集コラム
過去の掲載
2016.7.9
美しい日本
川端康成による名作のひとつ、「雪国」の冒頭である。

−−−−−−−−−−

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。
  内側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落とした。雪の冷気が流れ込んだ。娘は窓いっぱいに乗り出して、遠くへ叫ぶように、
 「駅長さん、駅長さん」
 明かりをさげてゆっくり吹きを踏んできた男は、襟巻で鼻の上まで包み、耳に帽子の毛皮を垂れていた。
  もうそんな寒さかと島村は外を眺めると鉄道の官舎らしいバラックが山裾に寒々と散らばっているだけで、雪の色はそこまで行かぬうちに闇に飲まれていた。
  「駅長さん、私です、御機嫌よろしゅうございます」
  「ああ、葉子さんじゃないか。お帰りかい。また寒くなったよ」
  「弟が今度こちらに勤めさせていただいておりますのですってね。お世話さまですわ」
  「こんなところ、今に寂しくて参るだろうよ。若いのに可哀想だな」
  「ほんの子供ですから、駅長さんからよく教えてやっていただいて、よろしくお願いいたしますわ」
  「よろしい。元気で働いてるよ。これからいそがしくなる。去年は大雪だったよ。よく雪崩れてね、汽車が立往生するんで、村も炊出しがいそがしかったよ」
  「駅長さんずいぶん厚着に見えますわ。弟の手紙には、まだチョッキも着ていないようなことを書いてありましたけれど」
  
  私は着物を四枚重ねだ。若い者は寒いと酒ばがり飲んでいるよ。それでごろごろあすこにぶっ倒れてるのさ、風邪を引いてね」
  駅長は宿舎の方へ手の明かりを振り向けた。
  「弟もお酒をいただきますでしょうか」
  「いや」
  「駅長さんもうお帰りですの?」
  「私は怪我をして、医者に通ってるんだ」
  「まあ。いけませんわ」
  和服に外套の駅長は寒い立話をさっさと切り上げたいらしく、もう後姿を見せながら、
  「それじゃまあ大事にいらっしゃい」
  「駅長さん、弟は今出ておりませんの?」と葉子は雪の上を目探しして、
  「駅長さん、弟をよく見てやって、お願いです」
  悲しいほど美しい声であった。高い響きのまま夜の雪から木魂して来そうだった。

  汽車が動き出しても、彼女は窓から胸を入れなかった。そうして線路の下を歩いている駅長に追いつくと、
  「駅長さあん、今度の休みの日に家へお帰りって、弟に言ってやって下さあい」
  「はあい」と、駅長が声を張り上げた。
  葉子は窓をしめて、赤らんだ頬に両手をあてた。
  ラッセルを三台備えて雪を待つ、国境の山であった。トンネルの南北から、電力による雪崩れ報知線が通じた。除雪人夫延べ人員五千名に加えて消防組青年団の延人員二千名出動の手配がもう整っていた。
  
  そのような、やがて雪に埋もれる鉄道信号所に葉子という娘の弟がこの冬から勤めているのだと分かると、島村はいっそう彼女に興味を強めた。
  しかしここで、「娘」と言うのは、島村にそう見えたからであって、連れの男が彼女の何であるか、むろん島村の知るはずはなかった。二人のしぐさは夫婦じみていたけれども、男は明らかに病人だった。病人相手ではつい男女の隔てがゆるみ、まめまめしく世話すればするほど、夫婦じみて見えるものだ。字際また自分より年上の男をいたわる女の幼い母ぶりは、遠目に夫婦とも思われよう。

 島村は彼女一人だけを切り離して、その姿の感じから、自分勝手に娘だろうときめているだけのことだった。でもそれには、彼がその娘を不思議な見方であまりに見つめ過ぎた結果、彼自らの感傷が多分に加わってのことかもしれない。

  もう三時間も前のこと、島村は退屈まぎれに左手の人差指をいろいろに動かして眺めては、結局この指だけが、これから会いに行く女をなまなましく覚えている、はっきり思い出そうとあせればあせるほど、つかみどころなくぼやけてふく記憶の頼りなさのうちに、この指だては女の触感で今も濡れていて、自分を遠くの女へ引く寄せるかのようだと、不思議に思いながら、鼻につけて匂いを嗅いでみたりしていたが、ふとその指で窓ガラスに線を引くと、そこに女の片目がはっきり浮き出たのだった。彼は驚いて声をあげそうになった。しかしそれは彼が心を遠く部屋っていたからのことで、気がついてみればなんでもない、向こう側の座席の女が写ったのだった。外は夕闇がおりているし、汽車のなかは明かりがついている。それで窓ガラスが鏡になる。けれども、スチイムの温みでガラスがすっかり水蒸気に濡れているから、指で拭くまでその鏡はなかったのだった。

  娘の片目だけはかえって異様に美しかったものの、島村は顔を窓に寄せると、夕景色見たさという風なり旅愁顔を俄かづくりして、掌でガラスをこすった。

−−−−−−−−−−

現代日本の今、社会風潮として、美しい日本への憧憬が見られる。それは、戦前の道徳観や修身にあった精神性に思える。

この川端康成による「雪国」は、昭和10年から断章が書き始められ昭和12年に初版本が刊行され、最終的には昭和22年まで書き継がれ完成する。この期間のほとんど、日本は戦争に明け暮れた。社会風潮としては、まさに国家神道の中にあった時期である。そういう思想性において、川端の描いた日本の美は、いかに自由であったか。別の言葉でいえば、時代は、こうした文化思潮に対して、いかに寛容であったかを思わざるを得ない。

この意味でいえば、今ある、戦前の道徳観や修身にあった精神性への回帰は、本来の日本の心とは、まったくの意を異にしたものであるといえよう。
編集主幹 伊藤秀雄
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